弁護士相談前に知っておきたい!口コミからひも解く遺産相続の注意点

弁護士相談前に知っておきたい!口コミからひも解く遺産相続の注意点

遺言書の有無を事前に確認する

遺産相続では法律にもとづいて分割協議などをするのが基本となります。しかし、故人が遺言書を残しているケースでは、そこに記載されている内容にもとづいて相続をしなければなりません。

このことから、法律事務所で遺産相続に関する調停を依頼する際には、故人が遺言書を遺していないかどうかを事前に確認することが必須です。遺言書は、公証役場に預けていたり、故人が懇意にしていた弁護士などに預けているケースもあるため、必ず事前に確認をするようにしましょう。

相続人と相続財産を洗い出す

遺産相続では、本来相続する権利を持つ人に連絡がいかなかったことなどが後にトラブルへと発展するケースもあります。このことから、遺産相続時にはすべての相続人をリストアップする必要があります。

また同時に、相続財産を洗い出すことも重要です。遺産相続の対象となるのはお金だけでなく有価証券や不動産、さらには借金なども含まれるため、それらを明確にする必要があります。しかし、いずれも相続人自身が調査するのは難しい場合もあるので、その場合は調査自体を弁護士に依頼することがよいでしょう。

財産分与の方法を話し合う

遺言書が作成されていないケースでは、法律にもとづいて財産分与を行うのが一般的です。しかし、異議があった場合などには話し合いをした上ですべての相続人が納得できる着地点を見つけなければなりません。

このような財産分与の方法に関する話し合いでは、相続権を持つすべての人の意見をまとめる必要があります。通常の話し合いではまとまらないときは家庭裁判所に調停を申し立てることになります。話し合いがこじれそうな場合は、信頼できる弁護士事務所を探して弁護士の助けを借りましょう。

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